ムー大陸とレムリア大陸の地図 科学的に想定される驚くべき太古の地形地図
※当サイトのコンテンツには、広告が含まれる場合があります。

ムー大陸とレムリア大陸の地図は、オカルト・都市伝説的な地図としては世の中に数多く存在します。

一方で、科学的なシミュレーションで当時の海抜から作成された太古の太平洋のムー・レムリアの地図はほとんど存在しません。

そこで、今から約18000年前(紀元前16000年前)のムー大陸とレムリア大陸の様子を地図のシミュレーション機能を使って表示してみました

これこそが、実際のムー大陸とレムリア大陸の地図(当時の地形の様子)ではないか?と私個人は思っています。

そこで、まずはムー大陸とレムリア大陸の場所や、存在したとされる時期を探ることから始めます。そのあとで、驚くべき当時のムー・レムリアの地図の様子をご案内させていただきたいと思います。

※サムネイルは地質図NAVIによるハワイの地図なので、ムー大陸・レムリア大陸ではありません。詳しくはこの後でご案内致します。

引用「産総研地質調査総合センター 地質図NAVIの地図」:https://gbank.gsj.jp/geonavi/

ムー大陸とレムリア大陸の場所

ムー大陸の場所は?

ムー大陸の場所はジェームズ・チャーチワードの資料からハワイ~オセアニア~ミクロネシアなどの広大な範囲にあったとされています。そのため、おおかまにいえば太平洋のやや南側に位置していたようです。また、チャージワード自体、レムリア大陸をムー大陸として展開していたとする説もあります。

レムリア大陸の場所は?

レムリア大陸は、アカデミズムの世界ではイギリスの動物学者フィリップ・スクレーターによって提唱された「インド洋上の仮想大陸」を指しています。

しかし、スピリチュアルの世界でよく言われるレムリア大陸はこのインド洋の大陸とは全く別物であるケースがほとんどです。

インド洋とは別物のレムリア大陸は、有名な神智学協会創設者の1人「ブラヴァツキー夫人」によって提唱され、レムリア大陸が存在した場所は「インド洋ではなく太平洋だった」と発表したことで有名になったそうです。

また、スピリチュアル的な能力を持ち、レムリアの過去世の記憶を持つ方々はたくさん存在されますが、そのなかで「レムリアはハワイを中心に太平洋にあった」と主張される方のほうがインド洋より多数です。これは、日本のみならず海外でも似たような傾向を見出すことができます。

ムー大陸とレムリア大陸は太平洋のやや南側に位置する

このようなことから、ムー大陸とレムリア大陸は両者ともに太平洋のやや南側に位置し、まったく同じ場所を意味するのか、あるいは極めて近い場所にあったことがわかります。

また、レムリアを過去世に持つ人やサイキック能力でリーディングできる人々の話によれば、ムーとレムリアの場所は同じであると主張する人々が一定数いらっしゃることから、この記事ではムー大陸とレムリア大陸は同じ場所として取り扱うことにします。

ムー大陸とレムリア大陸の地図を科学的に作成するには存在していた時期が大切

ムー大陸とレムリア大陸の地図を科学的に作成するためには、その文明が存在していた時期を把握することが大切です。

日本の情報では①1万2千年前より少し前の時期にあったような印象ですが、海外では②10万年~100万年前の時期にあったような情報もありますので、時期についてはおおまかに2パターンあるようです。

しかし、今から1~2万年前に存在していた情報のほうが多い印象を受けますので、地図を作成するには1~2万年前の時期と想定するのが良さそうです。

ムー大陸とレムリア大陸は大陸だったのか? そこは地図作成で大きなポイントです

ムー大陸はオカルト・都市伝説界隈で「東西7000km、南北5000kmに及ぶ太平洋にかつて存在していた巨大な大陸」とされていますが、この出典はチャーチワードの主張から来ています。

果たして、本当にこのような大陸が古代の太平洋に存在していたのか?という疑問を抱く人が多く、当時のムーやレムリアの人々が「大陸」であることなど、認識できていたかさえわかりません。

これは、ムー大陸・レムリア大陸が大陸ではなく文化圏であったとすれば、また話は大きく違ってきます。

マリディアナ万美子さんの見解

Youtubeで動画を配信しているマリディアナ万美子さんは、レムリアの女神だった頃の記憶があるそうですが、彼女はレムリア時代の様子を事細かに覚えている方のうちの一人です。

彼女によれば、レムリア大陸は一つの大陸という形ではなく、青い海に囲まれた数多くの島々で形成されていたといいます。

そのため、ブルーレムリアともいわれ、この青い海のブルーはレムリアのイメージカラーにもなっているのだそう。

島々で形成されていたということは、大陸ではないということですね。

小名木先生の見解

小名木善行先生は、国史啓蒙家で日本の歴史解説ではYoutubeで頻繁に見かけるほどの超有名な先生ですね。

小名木先生はGoogleMAPで見るムー大陸の解説で、Youtubeにて「過去の古い記録にあるムー文明はムーと呼ばれることは多いけど、ムー大陸など呼ばれることがほとんどない」と解説されていました。

そして、ムーの人々は当時海洋上に存在していた島々の列島を伝って太平洋を巨大な和のような形で移動していた。これが「和」の思想につながった、とおっしゃられています。

そのため、やはりムー大陸と呼んでいるのは後世の現代人なのであって、当時のムー人は、大陸ではなく太平洋に存在していた広大なエリアの島々に住んでいた人々であった可能性が十分にあります。

過去5000万年前までの間に太平洋に大陸があった痕跡がない

科学的な調査によれば、ここ5000万年前までの間に、太平洋に大陸があったような痕跡がない、とされています。そのため、アカデミズムからはムー大陸があったことはまっこうから否定されています。

このようなことから、ムー大陸・レムリア大陸は実際には大陸としての存在ではなく、数多くの島々が連なるムー文化圏、レムリア文化圏と呼ぶほうがより相応しい表現のように思えます。

今から約10万年前までのムー・レムリア文化圏の海面の水位

今から約10万年前までの海面の水位を見てみましょう。

こちらは、過去14万年前から現在にかけての海面の水位を表示したものです。ペンシルベニア大学の情報をもとに解りやすく修正しました。

https://www.e-education.psu.edu/earth107/node/1506

このように、約18000年前に海面は130mも沈んでおり、この時期は太平洋の数多くの島々が地表に現れていることがわかります。

また、この時期は氷河期だったことが重要なポイントです。

驚くべきムー大陸(文化圏)・レムリア大陸(文化圏)の地図

凄いシミュレーター・地質図NAVI (地図表示PCアプリ)

地質図NAVIとは、産総研によって開発された多機能地図で、海面上昇シミュレーターの機能を有します。

海面上昇シミュレーターで海抜指定を-130mにすることで、レムリア当時の地形を確認することができます。

なお、ここから先に表示する地図は全て下記の「産総研地質調査総合センター」にある「地質図NAVI」によって作成されたものです。また、私のほうで①文字を入れる②コントラストや色を変えるなどして画像を見やすく加工しております。

https://gbank.gsj.jp/geonavi/

地質図NAVIの使用方法

上記URLにPCでアクセス(スマホNG) → 地質図NAVIを開く → サイドバー「表示選択」から「データ表示」を選ぶ → 山の形をしているアイコンを選択 → 海面上昇シミュレーターを選択

海抜指定で、地形図が表示されます。ここでは「-130m」を指定します。

ムー・レムリア文化圏の大きな地図 (約18000年前)

 

ハワイ周辺の地図 (ムー・レムリア文化圏)

現在の地図

18000年前の地図

 

ポイント

約18000年前の水位-130mでハワイ周辺にはたくさんの島々が現れ、そのほとんどが北西方面に現れています。

マーシャル諸島周辺の地図 (ムー・レムリア文化圏)

現在の地図

18000年前の地図

ポイント

マーシャル諸島周辺は、変化が顕著です。18000年前の水位-130mで、太平洋にたくさんの島が現れ、その島の面積はひとつひとつがかなり広大であることがわかります。ハワイのオアフ島~ハワイ島のサイズの島がたくさん現れています。

ちなみに、現在のマーシャル諸島にはたくさんの島が存在しますが、あまりに小さいので地図上では点に近い状態で表示され、ほとんど存在しないように見えてしまうほどです。

それが、18000年前の水位であれば、広大な島がたくさん出現するということです。これこそ、ムー・レムリア文化圏ですね。

このようなことから、今から約10万年前までにムー大陸やレムリア大陸という「大陸」としての存在は否定できるけど、これをムー文化圏、レムリア文化圏とすれば、そのような文明が存在していたことは十分ありうる話であることがわかります。

なお、地球全体で場所によって重力の差が大きく異なり、測定場所によって海面の水位の差が大きく異なる場所もあるそうです。パナマ運河の太平洋側と大西洋側では海面の水位に差があるそうです。

このようなことから、実際には地図よりさらに多くの島々が存在していた可能性があります。

ムー・レムリア文化圏の地図についての補足

今から10万年前までの説の場合

ムー大陸、レムリア大陸は、少なくとも今から10万年前までの期間は、18000年前が海面の水位の下落がピークでしたので、上記のシミュレーションによる地図で示した範囲がおそらく当時の地図に近い状況ではないかと思われます。

今から100万年前の説の場合

海外では今から50万年前~100万年前とする説があります。そのため、この場合は新たに地図を作り直す必要があります。

木内鶴彦氏の説の場合

木内鶴彦さんによれば、今から約1万2千年前に夜空に初めて月が現れて、そのときに月に存在していた大量の氷が水となって地球に降り注ぎ、それまで1/3だった地球の海が現在の状態にまで変化したといいます。

仮に木内さんの説を正しいものとすれば、上記で解説させていただいたアカデミズムによる古代の海面水位とは大きく乖離します。しかし、アカデミズムの海面水位が当時の状況を正しく反映していなかった場合、海面の水位は2000~3000m級で深くなります。

木内さんの説が正しいとするならば、マーシャル諸島付近が、ムー大陸、レムリア大陸と呼んでも良い状態になります。

アカデミズムによる海面水位の計測方法が何に由来するかで決まりますので、この辺を研究する余地はありそうです。

ムー・レムリア時代は、氷河期と思われる

ムー・レムリアの島々が数多く存在していたのは約18000年前は氷河期でした。

そのため、18000年前~12000年前に地球全体で赤道付近(マーシャル諸島~ハワイ)に多くの人が集まってきていたことは十分ありうることです。

氷河期で赤道付近に多くの人が集まってきた・・・という意味でも、ムー・レムリア文化圏がそこにあった、と思うのは自然のように思います。

レムリア人が過去世の方々。共通点から判った驚くほど重要な情報

このブログで、「レムリア人が過去世の方々。共通点から判った驚くほど重要な情報」という記事を書いていますので、ぜひこちらのほうもご覧いただけますと幸いです。

なにとぞ宜しくお願い致します。

レムリア人が過去世の方々。共通点から判った驚くほど重要な情報

このブログの記事が良かったと思われた方は、次の投票ボタンを押していただけると筆者としては大変うれしいです。

スピリチュアルランキング
スピリチュアルランキング